先日打ち合わせの中で、担当の方の印象が契約後に変わってしまった、とおっしゃられました。
今回購入する新築マンションの営業担当の方です。
これから建築する新築マンションや注文住宅の場合、途中の打ち合わせをいくつも重ねていくので、担当の方の対応次第では、期待がストレスに変わっていきます。
安いものを買うのであればそこそこ我慢も出来るのでしょうが、マイホームは金額も大きいので、その分ストレスの膨らみも大きくなります。この我慢の数だけ、不満が大きくなっていきます。
特に大手に多いケースでいうと、契約までは上司が付きっきりで、実務面をサポートし、契約後にほったらかしにされるケース。営業が若く、経験が浅いので、最初の印象はよくても、サポートない状態になると途端に動きが悪くなる。大手だから安心だと思っていたのに、という声に繋がったりするのです。
そしてお客様は今がどういう状況で、次にどこに進んでいくのか、いつまでにどういう状態にしておく必要があるのかなど、道先が見えていればそんなに不安もないのですが、サポートが薄いとそこがはっきり分からなくなって不安になるんですね。特に経験の浅い担当だと、一歩先を示してあげることも出来なかったりします。
こういうケースは、実はよく聞く話で、私がプロデュースさせて頂いている方でもあります。それが普通のことなのか、そうでないのかも分からないので、私に意見を求めて安心なさることがよくあります。
お客様にとっては初めてのことなので、そういうものなのか、後回しになれているのかなど、分からなければ分からないほど、不満が重なっていくんですね。
どこまでどう言っていいのか、分からないという方もいますが、そういう時には私の方で、伝わるアドバイスをさせて頂いています。
私も以前は売り手側にいましたから、どこにどう言えば、すぐに動いてくれるかが分かるんです。
とはいえ、印象が変わるというのは良くないですね。
担当自身が購入や建築経験がなく、どこに不安を感じるかとかストレスを感じるかが分かっていないケースでもよくあることではありますが、お客様はそういう不安も含めて担当の方に預けているわけですから、責任を持って臨んでほしいです。
それがプロの仕事です。
そうは言っても担当も完全ではないので、時にミスをしたり、手落ちがあったりすることもあるでしょう。
そういう万が一の不安の解決のためにも、マイホームプロデューサーがお役に立てていると嬉しいです。