減点法と加点法

 

 私たちが何かの価値判断をする際、二通りの基準でやっているようです。

 

 ひとつは「減点法」そしてもうひとつは「加点法」です。

 

 減点法とは、百点というベースがあり、そこから間違っていたり欠けていたりするところを減点していくというやり方。

 私たちは、小中高のテストがこのやり方なので、自然とこの考え方がベースになっていることが多いようです。

 

 どんなに優れたものであったとしても、欠点の一つや二つはあるもの。そういう欠点に目を向け、「悪かった探し」をついついしてしまうというクセがついてしまっています。

 この減点法という思考のクセ、決して百点以上になることはありません。常に百点満点からの「減点」に目を向けているからです

 

 あれが気に入らない、ここが出来ていない、実現できていないことがある、こんなことも出来ないのか。

 私たちは、学生時代のクセをもとに、悪いところや気に入らないところを見つけるプロになっているのです。

 

 そしてその思考法に気付かない方は、マイホーム計画が実現した後も、一生懸命に「悪かった探し」をします。

 土地に関しても、家に関しても、マンションに関しても。

「悪かった探し」の思考から抜け出さない限り、自分で不満を作り続けようとするわけです。 

 

 長く付き合うものほど、減点法ではなく、加点法で選ぶべきです。だってそうでしょう。セミナーでもお伝えしていますが、夫婦お互いの嫌なところをあげようと思ったら、片手くらい出てくるはずです。

 それでもなぜ一緒にいるのか、それは、それを補って余りあるほどの、大事な部分があるからではないでしょうか。

 自分にとって大事な部分が。

 つまりそこに加点することこそが、大事になるわけです。

 

 加点法とは、自分にとって大事なポイントがクリアできた時に、点数を足していくというやり方。

 これがクリアできたから何点プラス、そうやっていくと実は減点法と違って、百点を超える点数にすらなりえます。

 

 これは、「良かった探し」です。

 

 そしてこの思考法になると、土地や家、マンションを選んだ理由を、自分で明確に答えられるようになります。

 「こういう自分たちの価値観を見事に満たしたのが、この家なんだ」

 

 こう答えられるマイホーム計画は、きっと満足に繋がります。

 そしてこの加点法、住んだ後も良かった探しをします。

 後から気づく加点ポイントもたくさんあるのです。

 

 しかし一般的には、なかなかこの加点ポイントが分からないもの。

 

 なのでハウジングストーリーでは、マンダラシートを採用して、ご夫婦それぞれの加点ポイントを明確にしていきます。 

 価値観の軸を見える化し、ご夫婦それぞれの価値観を共有・共感していくことで、表面的な会話では見つけることが出来なかった事さえも明確にし、計画のより良い実現に近づけていきます。

 

 一年以上計画が進まなかった方が、ハウジングストーリーが関わることですぐに土地が決まったりマンションが決まったりしたのも、何を優先すべきかがご自身だけでは分からなかったということを整理したに過ぎないのです。

 

 中立な立場でしか出来ないことがあります。

 専門家でしかお手伝い出来ないことがあります。

 加点法をベースにしたマイホーム計画、これも、中立な立場の専門家だからこそ、お手伝い出来ているものだと感じています。

 

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