すべてにおいてタイミングというのは重要ですが、ことマイホーム計画は更にそれが当てはまるように感じます。
タイミングを逸して何も進まないまま、月日だけが過ぎていったという姿を良く見てきました。
西洋のことわざに、「チャンスの神様は前髪しかない」、というのがありますが、タイミングを逸することなく、一歩踏み出すことが大事です。
マイホームの計画の場合、思い立った時というのは何かの「縁」が働いた時です。そこでそのまま計画が成就することもあれば、先の計画になることもあります。
しかし何かの縁があるからこそ、方向性だけでも考えるいい時期ではあるはずです。
どういう計画にするのか、どういう方向に進んでいくのか。
たくさんある選択肢の中で、自分たちの価値観に合った方向を選んでいく。
そのためには夫婦の価値観の摺りあわせも大事ですし、そもそもそれぞれの方向にどんなメリットやデメリットがあるかを知ることも大事です。
そのために必要なのが、事前準備だと考えています。
ご自身だけで進める計画もいいでしょうが、その場合、事前準備に関して、何をすればいいかは普通分かりません。それぞれの計画のメリットやデメリットも、中立な立場でなければ公平に整理することはできません。
専門家がそこに関与するからこそ、しっかりとした事前準備をすることが出来、それがタイミングを逃さないことにも繋がっていきます。
マイホームの計画においては、決断に勇気がいることも多く、何もしないという選択に向かうこともあります。
ただ、何もしないことにもリスクがある場合、自分たちはどういう方向に進んでいくかというその決断が必要になってもきます。
出来るだけスムーズにその決断が出来るように、そしてタイミングを逃さないためにも、マイホームプロデューサーの役割が重要だと感じています。