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住まい選びの専門家集団、ハウジングストーリーの香月です。
先日お客様から質問されました。
「子供が非行に走らない間取ってありますか?」
以前、成績が良くなる間取りについて紹介したことがあったので、その第二弾としてのご質問。
私はこう答えました。
「間取とは違うかもしれませんが、神棚のある家です」
こういうと不思議に思うかもしれませんが、実は神棚と躾というものが、関係しているという話があります。
よくよく考えてみると、なるほどと思える話です。
昔の家では、神棚がいくつもあり、親がそこで手を合わせている姿を見て子供は育ちました。
事ある毎に、お天道様が見ているからとかご先祖様が見ていると言われ、行動を律するように言われました。
それが次第に目に見えないものを信じなくなる風潮が出てきて、誰も見ていないから何でもやっていいというような、自分勝手な考えに繋がっていきました。
見えないものに畏敬の念を抱くのがもともとの日本人。
それを親の背中から学んだ子供は、誰も見ていないといっても、ちゃんとギリギリのラインで踏みとどまるといいます。
口でガミガミと言うよりも、背中で語ることの方が大事なのかも知れませんね。
うちの父親も、毎日お仏壇と神棚に手を合わせるということを欠かすことはありません。
おかげで大してグレずに大きくなることが出来ました。
今度は子供たちに向けて、父親として背中で語っていきます。
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