家づくりの際は、当たり前ですが図面で打ち合わせをします。
そして当然ですが図面は縮尺図面であり、そこにたくさんの記号が並ぶことになります。
なかなかそうなってくると、個々の空間で必要なものというのが考えにくくはなるのですが、担当者が細かいところまでどう提案してくれるか、それ次第で、出来た時の使い勝手は変わってきます。
後から出来るものも当然ありますが、後から出来ない部分も意外と多かったりします。
特にそれを設置するとなると補強が必要になるもの。これは後から工事しようとすると、不細工になりがちな部分です。
うちでは、書斎にスーツをかけられるように長めのタオルハンガーを高いところに設置しました。かなり便利です。
洗面所には風呂上りにバスタオルをすぐ取れるようにとタオルバーがありますが、これを高めに設置して、下に足ふきマットを干せるようにもう一本タオルバーを設置しました。これもかなり重宝しています。
これらは手で引っ張ったりする関係上、しっかりと固定しなければならないもので、後から簡単につけられるものではありません。当然最初から補強がしてあれば大丈夫なのですが、そうでなければなかなか大変なところです。
こういうちょっとした「あったらいいな」は、言われない限り気づけない部分だったりします。
生活に即した提案が出てくるか、これも家づくりのパートナー選びでは大事になってきますね。
ちなみに私がプロデュースする方には、詳細設計アドバイスの中で、この辺をご紹介したりしています。
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