土地と建物の契約種類の違い


 土地と家、一緒に考えてしまいがちですが、実際は別々に気を付ける点があります。
 土地は「売買契約」、そして家は「請負契約」。

 その違いを知る必要があります。

 土地は売買契約ですから、目で見ることも出来ますし、逆にあるものしか買えません。   

 ですから早い者勝ちで取られてしまうこともあります。


 それに対し注文住宅は「請負契約」なので、逃げてしまうこともありませんし、モノを確かめるということも出来ません。

 スピードが必要になるのが土地の契約で、建物の契約はじっくり検討すべきもの。

 そういう違いを理解するところから家づくりはスタートします。

 ちなみに住宅会社の営業は、土地を紹介します。

 それは土地を気に入ったお客様に対して、売買契約のスピードで請負契約も締結することが出来るからです。
 

 その辺りは、「どこでも教えない土地の選び方PDF版」(http://prosecoopinion.jimdo.com/2014/03/27/どこでも教えない土地の選び方-pdf版/)でもご紹介していますが、ローンの組み方さえ工夫すれば、ちゃんと分けて検討することも出来ます。

 いずれにしても、いきなり業者を訪ねるよりも、まず事前準備をしっかりすることが大事だと言えます。